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豊かさの常識が覆るとき|東京に行けば幸せ?


東京=高年収=豊かは本当か?上京・地方暮らしの現実と「本当の豊かさ」をやさしく解説。進学・新社会人の春に届けたい一通の手紙。

 

 

もくじ

 

 

 


第1部

豊かさの「常識」が覆るとき

――東京に憧れるあなたへ、統計と人生からの手紙

「東京に行けば、年収が上がる」
「都会に出なければ、取り残される」
「若いうちは、苦しくても東京で揉まれるべきだ」

大学合格、新社会人。
この季節になると、そんな“正しそうな言葉”が、あらゆる場所から聞こえてきます。

駅に溢れるスーツケース。
親元を離れる少し強がった背中。
期待と不安が半分ずつ混ざった、あの独特の春の空気。

東京に憧れる気持ち、よくわかります。
刺激があって、仕事があって、人も情報もチャンスも集まっている。
「何者かになれそうな気がする場所」。

でも、今日は少しだけ立ち止まって考えてみてほしい。
本当の豊かさって、いったい何だろう?

この文章は、
**「豊かさって何だろう?」**という素朴な疑問から始まる、
2部構成の物語です。

第1部では、
私たちが当たり前のように信じてきた
「東京に行けば幸せになれる」という常識に、
感情の面から静かに問いを投げかけます。

そして第2部では、
その違和感が気のせいではなかったことを、
統計データと数字で確かめていきます。

 


年収が高い=豊か、は本当か?

確かに、東京の平均年収は全国トップクラスです。
数字だけを見れば「成功への最短ルート」に見えるでしょう。

けれど、統計をもう一段深く覗くと、まったく違う景色が現れます。

可処分所得――
つまり「自由に使えるお金」から、
家賃・光熱費・交通費といった生きるための固定費を引いた後、
あなたの手元に、いくら残るのか。

この視点で見ると、
東京は全国でも**最も“残らない地域”**のひとつになります。

・高い給料
・さらに高い家賃
・満員電車
・終電を気にする生活
・「便利」の代わりに削られていく時間と余白

数字上は勝っているのに、
感覚としては、なぜかいつも追われている。

「給料日前になると、気持ちまで貧しくなる」
そんな声が、東京では珍しくありません。

 


地方で暮らす人は、何を得ているのか

一方、三重や富山、山形といった地域ではどうでしょう。

・住居費は抑えられる
・通勤時間は短い
・自然が近い
・人との距離も近い

結果として、
お金も、時間も、心の余白も“残りやすい”。

ここで大切なのは、
「地方が楽」「都会が悪」という話ではありません。

選択の軸が、間違っていないか?
それを問い直したいのです。

 


若さを“消費”する場所と、“育てる”場所

東京は、若さを一気に使う場所です。
スピードが速く、競争も激しい。
短期間で多くを学べる反面、すり減るのも早い。

地方は、若さを育てる場所です。
時間があり、試行錯誤が許される。
失敗しても、立て直す余裕がある。

どちらが正解かは、人それぞれ。
でも、「とりあえず東京」は、
もはや思考停止の選択になりつつあります。

 


地元を離れる若者たちへ、ひとつだけ伝えたいこと

地方の大学で育った理系人材の多くが、
東京に吸い寄せられていきます。

研究も、企画も、意思決定も、
“おいしい部分”は都市に集中し、
地方には「作るだけ」の役割が残る。

その構造が、
地域を弱らせ、
結果的に日本全体を細くしています。

でも最近、変化の兆しも見えています。

小さな村が、ブランドで世界とつながり、
地方都市が、デザインや技術で評価される。

場所ではなく、価値を作れるか。
そこに、時代は動き始めています。

 


本当の豊かさは、「選べること」

大事なのは、
「東京か、地方か」という二択ではありません。

・どこに住むか
・どこで働くか
・どんな時間を大切にするか

それを自分で選べているか

東京で暮らすなら、
「なぜ東京なのか」を言語化できること。

地方で暮らすなら、
「ここで何を積み上げるのか」を描けること。

どちらも、尊い選択です。

 


最後に――この春、旅立つあなたへ

東京に行くことは、夢じゃない。
地方に残ることも、逃げじゃない。

本当に危ういのは、
「みんながそうしているから」という理由で、
人生を選んでしまうこと。

あなたの人生は、
統計の平均値をなぞるためにあるわけじゃない。

数字は、現実を教えてくれる。
でも、決めるのは、あなた自身です。

この春、
引っ越しの段ボールを前に立つあなたへ。

どうか、
「年収」ではなく、
「どんな毎日を生きたいか」で、
住む場所を選んでください。

それができた人から、
静かに、でも確実に、
本当の豊かさを手に入れていきます。

もしこの文章が、
あなたの選択をほんの少しでも
軽く、自由にできたなら――
それ以上のことはありません。

 


第2部へ続く

ここまで読んでくれたあなたは、
もう気づいているかもしれません。

「東京に行けば豊かになれる」
「年収が高ければ幸せになれる」

そんな言葉が、
必ずしも自分の人生を豊かにしてくれるとは限らないということに。

けれど――
感覚や想いだけで、人生の選択をするのも不安ですよね。

  • 本当に東京は不利なのか?

  • 地方に住むと、どれほど余裕が生まれるのか?

  • 年収・家賃・通勤時間をすべて考慮すると、どこが最も合理的なのか?

それらは「気分」ではなく、数字で確かめることができます。

次の第2部では、
可処分所得、生活コスト、通勤時間といった客観的データをもとに、

居住地によって、どれほど「真の豊かさ」が変わるのか

を、冷静に、そして具体的に紐解いていきます。

感情で感じた違和感は、
数字で裏付けられたとき、確信に変わります。

あなたの人生にとって、
「最も賢い住まい方」とは何なのか。

――その答えを、
次章で一緒に見つけていきましょう。


 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。
あなたの選択が、少しでも自由になることを願っています。

 

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