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投資を最初に始めたのは、堀江貴文さんがテレビに毎日のように出ていた頃のことです。そう、ライブドアの株を買ったのが最初でした。
「これからはインターネットの時代だ」という空気が世の中に満ちていて、30代だった私もその熱に乗りました。最初は少し儲かりました。それが沼の入口でした。
それから20年。個別株の短期トレード、FX、旧NISA。一通り経験してきました。勝ったこともあれば、負けたこともあります。でも振り返ると、一番消耗したのは損益よりも「相場が気になって仕方ない」という状態が何年も続いたことでした。
そんな私が今やっていることは、月に一度、楽天証券のアプリを数秒開いて積立額を確認するだけです。買っているのはS&P500と全世界株のインデックスファンド。難しいことは何もしていません。
この記事では、私がなぜそこに辿り着いたのか、そして楽天証券で新NISAを始める具体的な手順と、最初に読んでほしい本をすべてお伝えします。遠回りしてきた分、あなたには最短ルートを歩んでほしいと思っています。

📈 20年の投資遍歴|個別株・FX・旧NISAを経て気づいたこと
私が初めて株を買ったのは、堀江貴文さんがテレビに毎日のように出ていた頃のことです。当時はカブドットコム証券で口座を開き、株の知識はほぼゼロ。「堀江さん、すごい」という感覚だけで、ライブドア株を約20万円分購入しました。それが10日ほどで4万円の利益になりました。
当時の小遣いを大きく上回る金額が、10日で手に入ったのです。正直、震えるほど嬉しかったです。ただ同時に、「大事なお金が減ったらどうしよう」という恐怖感も膨らみました。その後はしばらく気が向いたときだけ触る程度——なんともぼんやりした投資デビューでした。
本格投資の始まりと、300万→3,000万の成功体験
本格的に投資を始めたのは、コロナショックの数年前のことです。会社の仕事に疲れ、「もっと自由な人生を送りたい」という気持ちが強くなっていた時期でした。投資の本を買い漁り、セミナーにも足を運び、300万円を元手に信用取引で個別株を始めました。(当時は手数料のことなど、まったく気にしていませんでしたね。)
逆張りが好きで、売りを仕込んだり、寄り付きの一瞬を狙ったり。結果的にその戦略がはまり、1年で資産は約3,000万円にまで膨らみました。300万円が10倍です。1日に数時間の取引で20〜30万円の利益などザラにありました。「毎日残業して働き続けることに、いったい何の意味があるのだろう」と思い始め、ついに退職を決意しました。投資をしていない人の感覚が、まったく理解できなくなっていた時期です。今思えば、完全に調子に乗っていました。
コロナショックと、どん底
リーマンショックのときはまだ本格的に投資をしていなかったため大きな痛手はありませんでしたが、コロナは違いました。みるみるうちに減っていく資産。取り返そうと、慣れないデイトレやFXに手を出しました。それがさらに裏目に出ました。ある朝目が覚めると、一晩で200万円が消えていました。追証も発生し、積み上げてきた資産はあっという間に底をつきました。
精神的に相当追い込まれました。気づけば頭に円形脱毛症ができていました。笑うに笑えない話です。
旧NISAとの出会い、そしてインデックス投資へ
そんなどん底のときに出会ったのが、旧NISAでした。「売却益が非課税」という言葉を目にしたとき、思わず声が出ました。通常は利益に約20%かかる税金がゼロになる。これは使わない手はないと、すぐに楽天証券でNISA口座を開設しました。
NISAの勉強をする中で、改めて投資本を読み直しました。そこで初めて「手数料がいかに重要か」を知りました。コストを意識してS&P500のインデックスファンドを選び、上限いっぱいまで積み立てを設定しました。一度設定してしまえば、毎日株価を見る必要がありません。気づけば月1回の確認が半年に1回になり、今では「見ようと思ったときに見る」程度になっていました。
20年かけてここに辿り着きました。
💡 なぜ今、新NISAのインデックス投資だけにしたのか

コロナショックで資産を溶かし、精神的にも限界を迎えたあの経験が、私の投資観を根本から変えました。それまでの私は「いかに相場を読むか」「いかに短期で利益を出すか」だけを考えていました。でもよく考えると、それは「自由になりたい」という最初の動機とは正反対の生き方でした。
毎朝チャートを確認して、寝る前にもう一度確認する。追証を恐れる毎日。それが「自由な生活」の実態でした。
インデックス投資に切り替えて、最初に変わったのは「気持ち」でした。積み立て設定をして、あとは放置するだけ。毎朝チャートを確認しなくていい。寝る前に相場が気になって眠れない夜もない。最初は「本当にこれだけでいいのか」と物足りなさを感じましたが、1ヶ月、2ヶ月と続けるうちに、その感覚は「これでいい」という確信に変わっていきました。
お金のことを考える時間が減った分、他のことに使える時間と気力が増えました。投資が人生の主役だった時代から、投資は人生の脇役でいい、という考え方に変わったのです。
今は楽天証券のアプリを半年に一度開くかどうか、という生活です。それでも資産は着実に育っています。
※無料・スマホ完結・10分程度で手続き完了
🏦 楽天証券を選んだ理由|旧NISAからそのまま新NISAへ

楽天証券を使い始めたのは、旧NISAを始めるタイミングでした。コロナショックで痛い目を見て、インデックス投資に切り替えようと決めたとき、すでに楽天証券で口座を持っていたので、そのままNISA口座も開設しました。新NISAへの移行も、特に難しい手続きはありませんでした。
SBI証券と比較されることも多いですが、すでに楽天経済圏を使っている方には楽天証券の方がポイント面での恩恵を受けやすいと感じています。私自身、複数の証券会社を使ってきましたが、今はシンプルに楽天証券一本に落ち着いています。
※無料・スマホ完結
📱 楽天証券でNISA口座を開設する手順|10分でできます
「口座開設って難しそう」と思っている方、大丈夫です。今はオンラインで完結できて、驚くほど簡単になっています。スマホがあれば10分程度で手続きが終わります。
- マイナンバーカード(または通知カード+本人確認書類)
- メールアドレス
- 銀行口座(入金用)
楽天証券の公式サイトを開き、「口座開設」ボタンをタップします。
「楽天証券」を名乗るメールや広告から偽サイトに誘導し、パスワードや個人情報を盗み取る詐欺が多発しています。メールや広告のリンクからはアクセスせず、必ずブラウザのアドレスバーに直接URLを入力するか、上記のリンクからアクセスしてください。
公式URL:https://www.rakuten-sec.co.jp/
この一手間が、大切な資産と個人情報を守ることにつながります。
氏名・住所・生年月日などの基本情報を入力します。画面の指示に沿って進めるだけなので、迷う場面はほとんどありません。
マイナンバーカードをスマホのカメラで撮影してアップロードします(表面・裏面の2枚)。マイナンバーカードがない場合は、通知カード+運転免許証などの組み合わせでも対応できます。

参照:楽天証券
口座の種類を選ぶ画面で「NISA口座を開設する」を選択します。ここを忘れずに選んでおくことが大切です。
楽天銀行をお持ちの方は「マネーブリッジ」の連携設定をおすすめします。普通預金の金利が年0.1%になり、楽天証券への入出金も自動化できます。私も設定して以来、入金の手間をまったく感じなくなりました。
「つみたて投資枠」から銘柄を選び、毎月の積立金額を入力します。設定が完了すれば、あとは毎月自動で積み立てが続きます。これだけです。何を選ぶかは次のセクションで解説します。
※無料・スマホ完結・いつでも解約OK
🌍 S&P500か全世界株か?20年の経験から言えること
新NISAを始めようとすると、必ずぶつかる壁があります。「結局、何を買えばいいの?」特に多いのが「S&P500か全世界株か」という悩みです。調べれば調べるほど迷ってしまう。私もそうでした。
S&P500とは?
アメリカの代表的な500社に分散投資できるインデックスファンドです。アップル、マイクロソフト、アマゾンなど、世界をリードする企業が並んでいます。過去の長期リターンは非常に高く、「米国経済の成長に丸ごと乗る」イメージです。私が旧NISAで最初に選んだのもS&P500でした。
全世界株とは?
米国だけでなく日本・ヨーロッパ・新興国など、文字通り世界中の株式に分散投資できるファンドです。「どの国が伸びるかわからないなら全部買ってしまえ」という発想です。新NISAに切り替えるタイミングで、私はS&P500に加えて全世界株も積み立てに加えました。
忘れてはいけない「手数料」の話

信託報酬とは、ファンドを保有している間、毎年かかり続けるコストです。年0.1%と年1.0%の差は「わずか0.9%」に見えますが、30年の複利計算では最終資産額に数百万円の差を生みます。個別株やFXで手数料を気にしなかった若い頃の自分に、真っ先に教えてやりたいことのひとつです。
| ファンド名 | 信託報酬(年率) |
|---|---|
| eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 約0.09372% 最安水準 |
| eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 約0.05775% 最安水準 |
※信託報酬は変動する場合があります。最新情報は楽天証券公式サイトをご確認ください。
どちらが正解かは誰にもわかりません。それよりも大切なのは「自分が納得して、長く続けられるかどうか」だと思っています。20年間さんざん相場と格闘してきた私が辿り着いた、シンプルな答えです。
この記事は私の個人的な体験と考えをお伝えするものであり、特定のファンドへの投資を推薦するものではありません。投資はご自身の判断と自己責任でお願いします。
※月100円から積み立て可能
📚 投資を始めるなら最初に読んでほしい本5冊
20年間、投資の本をたくさん読んできました。その中から「投資を始めたばかりの自分に渡したかった本」を厳選しました。どれも初心者でも読みやすいものばかりです。
この本は、私にとって投資の本を超えた「人生の道標」です。お金の基本である「稼ぐ・貯める・増やす・守る・使う」という5つの力を、体系的かつわかりやすく解説してくれています。投資だけでなく、保険の見直し、節税、生活コストの最適化まで、お金に関する全体像がこの一冊に凝縮されています。「投資の前にやるべきことがある」ということを、この本で初めて腑に落ちた形で理解できました。個別株やFXで消耗していた頃の私に、真っ先に読ませてやりたい一冊です。
タイトル通り、「難しいことは何もしなくていい」というインデックス投資の本質を教えてくれる本です。「何を買えばいいか」「どこで買えばいいか」が具体的に書かれていて、読み終わった後すぐに行動できます。20年間あれこれ試してきた私が「これ一冊で答えが出ていた」と感じた本です。
インデックス投資の実践者である著者が、自身の経験をもとに「ただ積み立てて待つことの強さ」を語っています。「何もしないことが最善の投資行動である」という考え方に、短期トレードで消耗していた自分は深く共感できました。
「なぜプロの投資家でさえ市場平均に勝てないのか」をデータと論理で丁寧に解説した世界的名著です。個別株で「自分は相場を読める」と思い込んでいた私の驕りを、根本から崩してくれた本でもあります。「なぜインデックス投資が最強なのか」を深く理解したい方にぜひ読んでほしい一冊です。
投資の世界で半世紀以上読み継がれてきた不朽の名著です。「株価の動きは予測できない」というランダムウォーク理論をわかりやすく解説し、インデックスファンドへの長期投資こそが最も合理的な戦略であることを示しています。個別株で「次の上がる銘柄を見つけよう」と血眼になっていた頃の自分が、いかに非合理的だったかをこの本で思い知りました。
5冊ともAmazon・楽天市場のどちらでも購入できます。楽天ポイントを活用したい方は楽天市場がおすすめです。まずは『改訂版 お金の大学』から読み始めることを特におすすめします。
✅ まとめ|投資は、シンプルであるほど長続きする
ライブドア株から始まり、個別株の短期トレード、FX、旧NISA。20年間、いろいろな投資を経験してきました。大きく増やした時期もあれば、コロナショックで資産を底まで溶かし、円形脱毛症になるほど追い詰められた時期もありました。
その20年間を経て、今の私がやっていることは、楽天証券で毎月S&P500と全世界株のインデックスファンドを積み立てるだけです。設定は一度きり。あとは半年に一度、アプリを開いて残高を確認する程度です。

この記事を読んでいるあなたは、私が20年かけて辿り着いた答えを、今日から実践できます。まず『改訂版 お金の大学』を読んでお金の全体像を掴み、楽天証券でNISA口座を開設して、インデックスファンドの積み立てを設定する。それだけです。
完璧に理解してから始めようと思っていると、一生始められません。始めながら学ぶので十分です。口座開設は無料で、積み立ては月100円から始められます。
※無料・スマホ完結・いつでも解約OK
最後にもう一度、特別推薦の一冊を。
この記事は筆者の個人的な投資経験と見解をもとに作成したものです。特定の金融商品への投資を推薦するものではありません。投資にはリスクが伴います。実際の投資はご自身の判断と自己責任でお願いいたします。また、記事内の信託報酬などの数値は変動する可能性があります。最新情報は各公式サイトにてご確認ください。
クリックしてもらえると嬉しいです。
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