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防災にポータブル電源は必要か?後悔しない選び方と在宅避難の防災グッズ8選【Jackery/EcoFlow/Anker比較・2026】

防災にポータブル電源は必要か?後悔しない選び方と在宅避難の防災グッズ8選【Jackery/EcoFlow/Anker比較・2026】

PR 本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)を含みます。源さんが内容を確認し、自信を持っておすすめできるものだけをご紹介しています。

もし今夜、急に電気が止まったら――。冷蔵庫の中身はどうなるでしょう。スマホの充電は。暗い部屋で、家族はどう過ごすでしょうか。

近年は南海トラフ地震や首都直下地震への備えとして、避難所に行かずに自宅で過ごす「在宅避難」がすすめられるようになりました。住み慣れた家で過ごせるのは大きな安心ですが、ひとつだけ大きな弱点があります。それが「電気が止まること」です。

水や食料は買い置きでしのげても、電気だけは“ためておく”ことができません。だからこそ、在宅避難でいちばん頼りになるのがポータブル電源です。

この記事では、防災の主役であるポータブル電源の選び方と、Jackery・EcoFlow・Ankerの3社比較を中心に、あわせてそろえておきたい在宅避難の防災グッズ8選まで、まとめてご紹介します。

 

正直にお伝えすると、私はこれらすべてを自分で所有しているわけではありません。だからこそ、メーカー公式・実際の購入者レビュー・販売ページまで徹底的に調べ、忖度なく比較しました。次の「選び方の舞台裏」で、その過程も正直にお見せします。

なお、車で避難する・車中泊で使う電源をお探しの方は、持ち運びやすさを重視した車中泊グッズの記事がお役に立ちます。この記事は「自宅にとどまって停電を乗り切る」ための、据え置き向けの大容量モデルを中心にご紹介します。

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停電した夜の部屋と、灯りのついたポータブル電源

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この記事の「選び方」と舞台裏【忖度なしでお約束します】

この記事の「選び方」と舞台裏【忖度なしでお約束します】

商品を紹介する前に、いちばん大事なことを正直にお伝えします。

私(源さん)は、ここで紹介する商品すべてを自分で買って使ったわけではありません。高額なポータブル電源を全部そろえるのは、正直むずかしいからです。でも、だからといって“使ったフリ”は絶対にしません。代わりに、次のことを徹底的にやりました。

  • 各ジャンルで候補を幅広く洗い出し、メーカー・型番がはっきりした信頼できる品だけに絞った(正体不明の格安ノーブランドは除外)
  • 公式情報・購入者レビュー・第三者の比較を読み込み、「優れた点」だけでなく「注意点」も公平にまとめた
  • そして――Amazon・楽天・Yahoo!の販売ページを、1商品ずつ自分の目で確認しました。

この「自分の足で確認する」過程で分かった、正直な事実もお伝えします。これは、まとめサイトやAIには書けない、私が実際に手を動かして気づいたことです。

  • 終売品を見つけて差し替えました:当初の候補だったソニーのラジオ(ICF-B99)とAnkerの電源(F2000)は、すでに生産終了でした。後継のICF-B300・C2000 Gen 2に変更しています。「もう買えない商品」をおすすめしないためです。
  • 電源は価格の変動がとても大きい:参考価格が約15万円でも、実売は8万円台ということがありました。だから本文には金額を書かず、リンクで“今の価格”が出るようにしています。
  • 表示の罠にも気づきました:非常食はYahoo!で「尾西食品」と表示されますが、正しくは相日防災の「7DAYSコンパクト」です(くわしくは後ほど解説します)。

つまりこの記事は、「読者の代わりに、忖度なく調べ尽くし、“今ちゃんと買えるか”まで確認した、目利きの記録」です。買えない商品・終売品をおすすめしないことを、お約束します。

防災にポータブル電源は本当に必要か?【結論:在宅避難には必須】

結論からお伝えすると、在宅避難を考えるなら、ポータブル電源は備えておきたい一台です。

とはいえ、「ポータブル電源は防災にいらない」という声があるのも事実です。正直にお伝えします。たしかに、こんなデメリットがあります。

  • 本体の価格が安くない
  • ある程度の重さ・置き場所が必要
  • 普段はあまり出番がない

それでも私が「必要」と考えるのには、在宅避難ならではの3つの理由があります。

1. 停電が長引くと、電気は必ず底をつくから
在宅避難でつらいことの上位が「停電」です。スマホの充電、夜の灯り、夏や冬の暑さ寒さ対策、冷蔵庫――どれも電気がなければ立ち行きません。乾電池やモバイルバッテリーだけでは、数日を乗り切るのは難しいのが現実です。

2. 「充電するための移動」をしなくて済むから
停電後、充電のために営業している店や避難所を探し歩いたり、車で何時間もかけて充電したりするのは、被災時には大きな負担です。家にポータブル電源があれば、その移動そのものが要りません。

3. 使いながら充電できるから
後ほど紹介するモデルは、太陽光(ソーラー)で充電しながら、同時に家電へ給電することもできます。昼に発電して夜に備える、という“自給自足”のサイクルが、自宅にいながら作れます。

ポータブル電源で家電(冷蔵庫・照明など)を使用

ポータブル電源で後悔しない選び方【4つのポイント】

ポータブル電源で後悔しない選び方【4つのポイント】

ポータブル電源は安い買い物ではありません。「買って後悔しない」ために、押さえておきたいポイントは4つです。

① 容量(Wh)と定格出力(W)を、家族の人数で考える

そもそも「Wh」「W」って? Wh(ワットアワー)=ためられる電気の“量”です。水のタンクの大きさだと思ってください。数字が大きいほど、たくさん・長く電気が使えます。たとえば1,000Whあれば、スマホ(1回およそ10Wh)を約100回、冷蔵庫(約150W)を6~7時間動かせるくらいが目安です。
W(ワット)=一度に出せる電気の“勢い”です。蛇口の太さのイメージ。動かしたい家電のW数(電子レンジなら約1,000~1,500W)より、電源の「定格出力」のW数が大きくないと動かせません。
世帯・想定 容量の目安 定格出力の目安
一人暮らし・最低限 300~500Wh 500W前後
家族で2~3日 600~1,000Wh以上 1,000W前後
4人家族でしっかり 1,000~1,500Wh以上 1,200~2,000W

たとえば大人2人・お子さん2人の4人家族が2~3日を過ごす場合、スマホ4台の充電、夜のランタン、電気ケトル、扇風機や電気毛布などを合計すると、おおよそ1,500Wh前後あると安心して過ごせます。

② 電池は「リン酸鉄リチウムイオン」を選ぶ

防災用なら、電池の種類はリン酸鉄リチウムイオン(LiFePO4)一択と考えてよいです。理由は、寿命が長く(約3,000~6,000回の充放電に耐える)、安全性が高く、長期間しまっておいても劣化しにくいから。何年も保管していざという時に使う防災用途に、ぴったりの電池です。この記事で紹介する4モデルは、すべてリン酸鉄を採用しています。

③ ソーラーパネルに対応しているか

停電が数日以上続くと、大容量のポータブル電源でも使い切ってしまいます。そうなると、ただの重い箱になってしまいます。太陽光で充電できるソーラーパネルに対応したモデルなら、停電が長引いても電気を作り続けられます。ソーラーについては後ほど詳しくお話しします。

④ UPS・パススルー機能があるか

  • UPS(無停電電源装置)…停電した瞬間(コンマ数秒)に、自動でバッテリーからの給電に切り替わる機能。冷蔵庫やWi-Fiルーターをつないでおけば、停電に気づく前に電気が引き継がれます。
  • パススルー充電…コンセントにつないで本体を充電しながら、同時に家電にも給電できる機能。普段使いしながら、いざという時に備えられます。
失敗しない2つの鉄則
  1. カタログの「瞬間最大出力」ではなく、「定格出力」で、使いたい家電のワット数を上回っているか確認する
  2. パソコンやスマホなど精密機器を安全に充電するため、家庭のコンセントと同じきれいな波形の「正弦波(せいげんは)」対応を選ぶ

【3社比較】Jackery・EcoFlow・Anker 防災ポータブル電源おすすめ

ここからは、世界的に信頼されている3メーカー――Jackery(ジャクリ)・EcoFlow(エコフロー)・Anker(アンカー)――の防災向けモデルを、容量帯ごとにご紹介します。まずは一覧でご覧ください。

モデル 容量 定格出力 フル充電 ソーラー入力 特徴
EcoFlow DELTA 3 Plus 約1,024Wh 1,500W 約56分 最大1,000W ソーラー入力が強い
Anker C1000 Gen 2 約1,000Wh 1,550W 約54分 最大600W 充電が速い・10ポート
Jackery 1500 New本命 約1,536Wh 2,000W 約1.5時間 最大400W 家族向けの大容量
Anker C2000 Gen 2 約2,048Wh 2,000W 約99分 最大800W 大家族・長期停電向け

※スペック・価格は2026年6月時点。価格は変動が大きいため、最新は各リンク先でご確認ください。すべてリン酸鉄電池・UPS機能つきです。

中型(約1,000Wh)|EcoFlow DELTA 3 Plus

「ソーラーで電気を作り続けたい」方に、まずおすすめしたいのがEcoFlow DELTA 3 Plusです。

優れている点

  • 1,024Whの容量に対し、ソーラー入力が最大1,000Wととても強く、太陽光での回復が速い
  • 家庭用コンセントから約56分でフル充電できる急速充電
  • 停電時に10ミリ秒未満で切り替わるUPS機能、拡張すれば最大5kWhまで増設可能

注意点

  • 高出力の調理家電を長く使うなら、後述の大容量モデルのほうが安心
  • セールによる価格変動が大きいので、購入前に必ず値段を確認するのがおすすめ

中型(約1,000Wh)|Anker Solix C1000 Gen 2

「とにかく充電が速く、扱いやすいものを」という方には、Anker C1000 Gen 2が合います。

優れている点

  • 独自の急速充電で約54分でフル充電という速さ
  • 定格1,550W(瞬間2,300W)で、電子レンジなどもこなせるパワー
  • 出力ポートが合計10口と多く、家族で同時に充電しやすい

注意点

  • ソーラー入力は最大600Wで、EcoFlowほどの発電力ではない
  • 本体のみの販売が中心。ソーラーは別売りのパネルと組み合わせる形になります

大型(約1,500Wh)|Jackery 1500 New〈本命〉

この記事の本命が、Jackery 1500 Newです。先ほどの「4人家族なら1,500Wh前後」という目安に、ちょうど合う一台です。

優れている点

  • 1,536Whの大容量と、定格2,000W(瞬間最大4,000W)の高出力で、電子レンジや電気ケトルなど消費電力の大きい家電もこなせる
  • リン酸鉄電池で約6,000回の充放電に耐える長寿命
  • 停電時に瞬時に切り替わるUPS、アプリでの遠隔操作にも対応

こんな使い方ができます(停電時の目安)

  • 冷蔵庫(約150W)…約7~8時間の連続稼働
  • 電気毛布(約60W)…約18~20時間
  • スマホ(約10W)…100回以上のフル充電
  • 電気ケトル・電子レンジ…温かい食事やごはんの調理に数回

注意点

  • 本体は約14.5kgと、それなりの重さ。据え置きが前提です
  • ソーラー入力は最大400W。長期停電に備えるなら、後述のソーラーセットがおすすめ

超大型(約2,000Wh)|Anker Solix C2000 Gen 2

「家族が多い」「停電が長引いても、もっと余裕を持ちたい」という方には、2,048Whの大容量を持つAnker C2000 Gen 2が頼りになります。

優れている点

  • 2,048Whの大容量に、定格2,000W(瞬間3,300W)の高出力
  • 約99分でフル充電という速さ。別売りバッテリーで最大5,120Whまで拡張可能
  • 停電時の自動切り替え(UPS)にも対応

注意点

  • 容量が大きいぶん、本体は約18.9kgと重め。設置場所を決めておきましょう
  • 価格はこの記事で紹介する中でいちばん高め。必要な容量に合わせて選ぶのがおすすめです

ソーラーパネルは必要?【長期停電の“命綱”】

ソーラーパネルは必要?【長期停電の“命綱”】

「これだけ大容量なら、ソーラーパネルは要らないのでは?」と思われるかもしれません。とても自然な疑問です。

ですが、長期の停電に備えるなら、ソーラーパネルは“命綱”として必要です。

たとえば2,048Whの大容量でも、家族で使えば1~2日で空になることがあります。一度使い切れば、ソーラーがなければそれ以上は電気を作れません。太陽光で毎日少しずつ補給できれば、停電が長引いても電気を絶やさずにすみます。日中に発電しながら家電を使い、本体も満充電にして夜に備える――この“自給自足のサイクル”が、在宅避難では大きな安心になります。

防災用は「200W前後」のパネルがちょうどいい

パネル出力 満充電の目安(晴天時) 防災での評価
100W前後 半日~1日以上 物足りない
200W前後 数時間~半日 ◎ バランスが最適
400W以上 より短時間 大きく重く、設置が大変

太陽光がしっかり発電できる時間は、1日のうち実質3~5時間ほど。200W前後のパネルなら、その日中のあいだに、使った分をしっかり取り戻せます。各社、本体とセットのモデルや、単体のパネルが用意されています。

(200W/本体とは別売り)
補足:エコキュートや家庭用蓄電池をお持ちの方へ ご自宅にエコキュートや家庭用蓄電池があれば、それも非常時の助けになります(タンクにためたお湯を生活用水に使える、など)。ただしこれらは工事が必要な住宅設備のため、本記事では“今すぐ買って備えられる”ポータブル電源に絞ってご紹介しています。

在宅避難で本当に必要な防災グッズ8選【電源以外】

電源の準備ができたら、次は生活を支える基本のグッズです。「あれもこれも」とそろえると大変なので、ここでは在宅避難で本当に必要なものだけを8つに絞ってご紹介します。すべて、メーカーや型番がはっきりした信頼できる品を選びました。

自宅の棚にまとめて備蓄された防災グッズ

① 情報を確保する|防災ラジオ ソニー ICF-B300

災害時に一番こわいのは「情報がないこと」です。停電でテレビが消え、スマホの電池も貴重ななか、正しい情報を届けてくれるのがラジオです。なかでもソニーのICF-B300は、防災の定番として長く選ばれてきた一台です。

優れている点

  • 乾電池・手回し・太陽光の3通りで充電でき、電池切れに強い
  • 本体からスマホへ「おすそ分け充電」ができる
  • LEDライト・非常用の笛つきで、IPX4相当の水しぶきにも強い設計

注意点

  • 手回し充電は、あくまで非常用。長時間の給電には向きません
  • スマホ充電はわずかな量なので、本格的な充電は電源(前半でご紹介)に任せましょう
「IPX4」ってどのくらい? いろんな方向からの水しぶきに耐えられるレベルです。たとえば、急な小雨の中で使ったり、濡れた手で触ったり、台所で水がはねてかかったりしても大丈夫。ただし、水の中に沈める(水没)のはNGです。「雨には強いけれど、お風呂やバケツの水には浸けない」とイメージしてください。

② 水をためる|給水タンク アイリスオーヤマ WAT-20L

断水したとき、生活を支えるのが水です。このタンクは使わないときペチャンコにたためて、約280gと軽量。コック(蛇口)つきで、ひねるだけで水を注げます。

水はどれくらい必要?(1人1日3Lが目安)

家族の人数 3日分(最低限) 1週間分(推奨)
1人 9L 21L
2人 18L 42L
3人 27L 63L
4人 36L 84L

優れている点

  • 空のときはコンパクト。すき間に何枚も重ねて備蓄できる
  • 水を入れると自立するので、床に置いてそのまま使える

注意点(正直にお伝えします)

  • 長期間「水を貯めておく」用途には向きません。水道水を入れたまま保管すると数日で雑菌が増えます。基本は「空のまま備え、災害時に水道水や給水車の水を入れて使う」のが正解です
  • 満水だと約20kg。女性や高齢の方が一人で運ぶのは大変なので、軽い10Lサイズを複数そろえる方法もあります
  • 飲み水は、ふだんから2Lペットボトルを“ローリングストック”(少し多めに買い、使った分を買い足す)しておくのが安心。タンクは「生活用水や給水車の水を運ぶ係」と役割を分けると上手にそろえられます

③ 水を運ぶ|折りたたみキャリーカート マグナカート MCK

給水車から水をもらうとき、20kgの水を手で運ぶのはとても大変です。そこで一緒に備えておきたいのが、折りたたみキャリーカートです。

優れている点

  • 本体わずか約3.3kgと軽いのに、耐荷重68kgとしっかり者
  • 厚さ約6cmに薄くたためるので、玄関のすき間に立てて保管できる

注意点

  • 被災後の道はガレキや段差でガタガタになりがち。タイヤが大きく丈夫なこのタイプが安心です
  • タンクを固定するゴムロープ(フックつき)を一緒に用意すると、運搬中に荷崩れしません

④ 灯りを確保する|LEDランタン ルーメナー2X

停電した夜、部屋を明るく照らしてくれるのがランタンです。ルーメナー2Xは、手のひらサイズながら部屋全体を明るくでき、スマホを充電できるバッテリー機能も兼ね備えています。

優れている点

  • 1台で部屋全体を明るくでき(最大1500ルーメン)、最長100時間の連続点灯
  • スマホへの充電もできる(10,000mAh=スマホ約2~3回ぶん
  • IP67の高い防塵・防水で、屋外でも安心

注意点

  • 並行輸入品が少し安く売られていますが、長く保管する防災用だからこそ、保証書つきの正規品を選ぶと安心です
  • 移動時の手元を照らすなら、別途小さな懐中電灯もあると便利です
「1500ルーメン」ってどのくらい明るい? ルーメン(lm)は明るさの単位です。よくあるLED電球(60ワット相当)が約800ルーメンなので、1500ルーメンは電球およそ2個分。6畳ほどの部屋をしっかり照らせる、頼もしい明るさです。停電の夜でも、家族が同じ部屋で安心して過ごせます。
「IP67」ってどのくらい? 2つの強さを表しています。前の「6」はホコリを完全にシャットアウトする最高ランク。後ろの「7」は水深1mに30分沈めても水が入らないレベルです。うっかり水たまりや浅い水に落としても、すぐ拾えば大丈夫。ただし、長時間沈めっぱなしにしたり、強い水圧をかけたりするのは避けましょう。「砂ぼこりにも雨にも強く、多少の水没なら耐える」とイメージしてください。

⑤ 食べる|非常食 相日防災 7DAYSコンパクト

火も水も止まったときに頼れるのが、長期保存の非常食です。7DAYSコンパクトは、1人1週間分(21食)を省スペースにまとめた5年保存のセットです。

何箱必要?(1箱=1人・7日分)

家族の人数 必要な箱数
1人 1箱
2人 2箱
3人 3箱
4人 4箱

優れている点

  • アルファ米・パン・おにぎりなど飽きにくい組み合わせで、5年の長期保存
  • 防災館(あんしんの殿堂)が、尾西食品やサタケなど信頼メーカーの主食を組み合わせた独自セット

注意点

  • 非常食は、アルファ米を戻すのにも水が必要です。②の給水タンクや備蓄水とセットで考えましょう(1人7日分で水も約21L必要です)
  • 主食が中心なので、ご高齢の方やお子さんには「おかゆ・ゼリー飲料」、食べ盛りのお子さんには「缶詰のおかず」を少し買い足すと満足感が上がります
購入時の目印:「7DAYSコンパクト」の表記を確認 このセットは相日防災(あんしんの殿堂 防災館)の「7DAYSコンパクト」です。ネット通販では、ショップ(特にYahoo!ショッピング)によってメーカー欄に「尾西食品」と表示されることがありますが、これは中身に尾西食品の主食などを使っているためで、別の商品ではありません。各ショップの商品名に「7DAYSコンパクト」と書かれていれば、正しい商品です。これを目印に選んでください。

⑥ トイレ|簡易トイレ トイレの女神PREMIUM(100回分)

意外と見落とされがちですが、在宅避難でいちばん困るのが「トイレ」です。地震で配管が壊れると水を流せなくなります。このトイレの女神PREMIUMは、防災士監修・日本製で、家庭の備蓄にちょうどいい100回分です。

優れている点

  • 凝固剤が15年の長期保存に対応し、抗菌・消臭力が高い
  • 約20秒で設置でき、500mlの水分をすばやくゼリー状に固める

注意点

  • 持ち運び用の少量タイプもありますが、在宅避難では家族の人数×日数でまとまった量が要ります。1人1日5回として、家族分を“まとめ買い”で備えておくと安心です

⑦ 頭を守る|防災ヘルメット DIC IZANO2

地震で落ちてくるものから頭を守るために、ヘルメットも備えておきたい一品です。IZANO2は、厚さ63mmに折りたためる業界最薄クラスでありながら、しっかりした安全性を備えています。

優れている点

  • 「飛来・落下物用」と「墜落時保護用」の2つの国家検定に合格した確かな安全性
  • 折りたためて引き出しにも収まり、頭囲52~62cmと子どもから大人まで対応

注意点

  • 折りたたみ式は便利ですが、いざという時すぐ組み立てられるよう、置き場所を家族で共有しておきましょう

自転車に乗る方は、日常用のヘルメット選びもあわせてご覧ください。努力義務化された自転車用ヘルメットのおすすめは自転車ヘルメットの比較記事でくわしく紹介しています。

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⑧ 迷ったらこれ|防災セット アイリスオーヤマ NBS1-43

「個別にそろえるのは大変」「何から手をつければいいか分からない」という方には、必要なものがひとまとめになった防災セットが心強い入口になります。

優れている点

  • 防災士監修で、非常食・保存水・簡易トイレなど1人用43点がそろう
  • 雨に強いターポリン生地+止水ファスナーの約40Lリュック。少し余裕があり、常備薬や着替えも追加できる

注意点

  • セットは“最低限の入口”です。ここまで紹介した電源・水・トイレなどは、ご家庭に合わせて買い足すとより安心です
  • まずセットで全体像をそろえ、こだわりたい部分を個別に強化する、という使い方がおすすめです

玄関やクローゼットに分散して保管された防災グッズのイメージ

源さんが在宅避難に備えるなら|わが家の優先順位と揃え方

チェックリストとペンで防災の備えを計画しているイメージ

正直にお伝えします。わが家には、まだこの装備はそろっていません。 ですから「使ってみた感想」ではなく、「もし今から本気でそろえるなら、わが家はこの順番・この考え方で選ぶ」という、私なりの計画としてお話しします。

私がいちばん大事にしたいのは、コスパと機能の両立です。防災グッズは高ければ良いというものではありません。かといって、肝心なときに役立たないと意味がない。手頃さと、必要な機能。その両方をあきらめない――これがわが家の基準です。

揃える順番(わが家の優先順位)

  1. まずは電源。在宅避難でいちばん困るのが停電だからです。ここが心臓部です。
  2. 次に水・トイレ・灯り・情報(ラジオ)。どれも命と生活に直結します。
  3. そして食料・ヘルメット。そろっていれば、数日をぐっと安心して過ごせます。

「一度に全部」は大変なので、①の電源から一つずつで十分だと思っています。

電源は「コスパ×機能」でこう選びます

考え方A:差し込み口が多く、蓄電量も多いものを1台
人数の多いご家庭だと、スマホの充電タイミングが重なります。差し込み口(ポート)が多く、蓄電量(Wh)も大きいモデルなら、みんなで同時に使えて長くもちます。ご家族が多いお宅には、これがいちばん安心です。→ 大容量で家族向けなら本命のJackery 1500 New、差し込み口の多さならAnker C1000 Gen 2(合計10口)が候補です。

考え方B:最安クラスの本体+ソーラーパネルのセット
初期費用をできるだけ抑えたいなら、手頃な本体に、ソーラーパネルをセットにするのが賢い選び方です。停電が長引いても太陽光で電気を作り続けられるので、「安く備えて、いざという時も自給自足」が両立します。→ 本体が手頃で、しかもソーラー入力が強いEcoFlow DELTA 3 Plus+ソーラーパネルのセットが、このタイプの有力候補です。

――では、大人2人のわが家ならどうするか。
正直なところ、わが家は大人2人暮らしなので、超大容量までは必要ありません。私が選ぶなら、コスパと機能のバランスがいい「考え方B」――手頃な本体(EcoFlow DELTA 3 Plus)にソーラーパネルをセットにする形です。2人なら1,000Wh級でも数日を十分にしのげますし、ソーラーがあれば停電が長引いても安心。初期費用を抑えながら、いざという時の発電力まで手に入るのが、わが家の答えです。

どちらが正解ということはありません。「家族で同時に・長く使う安心」を取るか、「初期費用を抑えて発電力で備える」を取るか。ご家庭の人数や予算に合わせて選んでいただくのが一番です。

置き場所は「分散」で考えています

そろえたあとの保管も、計画に入れています。大人2人のわが家でも、一か所にまとめず、2か所以上に分けて置くつもりです。地震で物置や廊下が歪んで開かなくなっても、どこか一方が無事なら取り出せるからです。(ご家族が多いお宅なら、それぞれの部屋に分けて置いて、家族みんなで防災を意識するのもおすすめです。)

すでに車中泊用の電源をお持ちの方へ(うれしい“二刀流”) 車中泊やアウトドア用に、1,000Wh前後までの小型~中型のポータブル電源をすでにお持ちなら、それを在宅避難の“予備電源”として活用できます。メインの大容量モデルが切れても、予備の1台があればスマホ充電や灯りはしのげます。車中泊用に買った1台が、いざという時のわが家も支えてくれる――そう考えると、ぐっと安心感が増しますね。(車中泊用の電源選びは車中泊グッズの記事でご紹介しています。)

備えを無駄にしないコツ

備えを無駄にしないコツ

せっかくそろえても、いざという時に「使えない」「期限切れだった」では残念です。最後に、備えを無駄にしないための3つのコツをお伝えします。

1. 食料と水は「ローリングストック」
非常食や水は、しまい込まずに少し多めに買って、古いものから普段の食事で使い、減った分を買い足す。これなら、いつも新しい在庫が一定量あり、期限切れのムダもありません。

2. ポータブル電源は「半年に1回」と「普段使い」
リン酸鉄の電源は自然に減りにくいですが、いざという時に100%で使えるよう、半年に一度は残量を確認し、6~8割をキープして保管します。さらに、普段からパソコンや冷蔵庫につないで使う(UPS・パススルー)と、動作確認を兼ねながら、不意の停電にも備えられます。眠らせておくより、ずっと安心です。

3. 備えは「分散」して保管
先ほどの置き場所の話と同じく、保管場所を分けておくと、いざという時に取り出せないリスクを減らせます。

よくある質問(Q&A)

よくある質問(Q&A)

Q. 防災にポータブル電源は「いらない」という意見もありますが?

A. たしかに、1晩~1日だけの短い停電なら、モバイルバッテリーや乾電池でしのげます。ですが、数日~1週間に及ぶ在宅避難を想定すると、スマホ・灯り・冷蔵庫・暑さ寒さ対策まで支えてくれるポータブル電源は、心強い備えになります。「いらない」かどうかは、どれくらいの停電を想定するかで変わります。

Q. 在宅避難に必要な備蓄品は?

A. 優先度の高い順に、①電源 ②水 ③トイレ ④灯り ⑤情報(ラジオ)⑥食料です。特に水・食料・簡易トイレは「最低3日分、できれば1週間分」が目安とされています。この記事の8選が、ひととおりの基本をカバーしています。

Q. 反対に、備えて「いらなかった」ものは?

A. 使い道が限られる便利グッズや、量を買いすぎた食料などが「持て余した」という声があります。だからこそ、本当に使うものを、必要な量だけそろえるのが大切です。食料や水は、普段の生活で使いながら買い足す「ローリングストック」がムダになりにくくおすすめです。

Q. ポータブル電源は何Whを選べばいい?

A. 目安は、一人暮らしなら300~500Wh、2人なら600~1,000Wh、4人家族なら1,000~1,500Wh以上です。Wh(ワットアワー)は“ためられる電気の量=水のタンクの大きさ”だとお考えください。迷ったら、少し大きめを選んでおくと安心です。

まとめ|在宅避難の備えは「電源+8つの基本」から

まとめ|在宅避難の備えは「電源+8つの基本」から

在宅避難でいちばん困るのは、やはり「電気が止まること」です。だからこそ、まずは1台のポータブル電源から備えるのがおすすめです。

  • 電源:迷ったら本命のJackery 1500 New。コスパ重視ならEcoFlow DELTA 3 Plus+ソーラー
  • 電源以外の基本8つ:ラジオ・給水タンク・運搬カート・ランタン・非常食・簡易トイレ・ヘルメット・防災セット

全部を一度にそろえる必要はありません。気になったものを、一つずつ。それだけで、いざという時のわが家は確実に変わります。

メーカー公式サイト

より詳しいスペックや最新情報は、各メーカーの公式サイトでもご確認いただけます。

ポータブル電源・ソーラー

防災グッズ各社

次回予告

次回予告

次回は「防災用ポータブル電源で“買ってはいけない”特徴とは?後悔しない選び方」をお届け予定です。今回は“おすすめ”をご紹介しましたが、次回は逆に、「これは避けたい」という失敗・後悔の分かれ目を、購入者のリアルな声をもとに忖度なく掘り下げます。ぜひあわせてご覧ください。

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おわりに|源さんから最後にひとこと

おわりに|源さんから最後にひとこと

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。

防災グッズは、「全部を完璧にそろえなきゃ」と思うほど、つい後回しになってしまうものです。私自身も、まだそろえている途中です。でも、それでいいのだと思います。

大切なのは、今日、何か一つでも動くこと。この記事で気になったものを一つ備えるだけで、いざという時のあなたとご家族の安心は、確かに前へ進みます。

備えるペースも、選ぶものも、人それぞれです。ご自分の暮らしに合うものを、無理のない範囲で、少しずつ。あなたとご家族が、これからも穏やかに過ごせますように。

――源さん

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