
ソフトバンクグループ個人向け社債は「第67回無担保普通社債」。
高金利の裏にある信用リスクとは?預金・国債との違いを図解と表で解説。
危険度MAXと言われる理由と、買うなら必須の分散投資ルールまで詳しく解説します。
もくじ
- ソフトバンクグループ個人向け社債は本当に安全か?
ソフトバンクグループ個人向け社債は本当に安全か?
第67回無担保普通社債の正体と「危険度MAX」の現実
2025年、再び話題になっているのが
ソフトバンクグループの個人向け社債です。
-
年3%台という高い利回り
-
誰もが知る有名企業
-
ネット証券・銀行で一斉販売
-
「即完売」の文字が並ぶ広告
これを見て、
「安全そう」
「預金の代わりにちょうどいい」
と感じた人も多いでしょう。
しかし、ここで一度立ち止まって考えてください。
この記事では、
を、忖度なし・美辞麗句なしで解説します。
ソフトバンクグループ個人向け社債とは何か
ソフトバンクグループは、これまでも何度も個人向け社債を発行してきました。
今回の社債は、
第67回 無担保普通社債
という位置づけです。
つまり、
-
担保なし
-
保証なし
-
特別な保護制度なし
会社の信用力だけを根拠にお金を貸す借金証書です。
なぜソフトバンクグループの社債は人気なのか
① 利回りが「高く見える」
この差を見ると、
「圧倒的にお得」に感じます。
特に、
-
株は怖い
-
投資信託はよく分からない
という層にとって、
「利回りが決まっている」社債は魅力的に映ります。
② 有名企業という安心感
-
スマホ事業
-
投資事業
-
メディア露出の多さ
「知らない会社の社債」より、
「ソフトバンクの社債」のほうが、
心理的ハードルが圧倒的に低いのは事実です。
③ 宣伝と「完売実績」
-
大手証券が一斉に取り扱い
-
「人気」「完売」の文字
-
過去にも何度も発行
これが、
みんなが買っている=安全
という錯覚を生みます。
しかし忘れてはいけない事実
今回の社債は
「第67回 無担保普通社債」
です。
この言葉を軽く考えてはいけません。
無担保普通社債とは何か?
一言で言うと
何の保険も付けずに、会社にお金を貸すこと
です。
-
不動産担保:なし
-
保証人:なし
-
国の保証:なし
あるのは、
「返します」という約束だけ
「普通社債」だから安全なのか?
よくある誤解です。
倒産時の返済順位



この図は、**会社が倒産したときに「誰からお金が返ってくるか」**を示したものです。
上から順に、
となります。
⚠️ 注意点
順位が上でも「会社にお金が残っていなければ0円」
という点は絶対に忘れてはいけません。
無担保普通社債の危険度はどれくらいか?
正直に言います
危険度はMAXクラスです
理由は以下の通り。
① 信用リスクがすべて
社債投資最大のリスクは、
信用リスク
-
利息が支払われない
-
元本が返ってこない
両学長の有名な言葉があります。
「会社は潰れるもんや」
どんな有名企業でも、
倒産リスクはゼロではありません。
② 無担保=完全ノーガード
銀行が企業にお金を貸すとき、
-
担保
-
条件
-
経営チェック
を徹底します。
一方、個人向け社債は、
何の保険もなくお金を貸す
構造です。
高金利は、
このノーガード状態への対価にすぎません。
③ 途中売却=元本割れ
-
金利上昇
-
企業評価悪化
この2つが起きると、
元本割れは当たり前です。
「満期まで持てば安心」は、
会社が生き残っている前提に過ぎません。
④ 個人投資家は弱い立場
企業が個人からお金を借りる理由は、
-
銀行より条件がいい
-
経営に口出しされたくない
-
銀行が貸してくれない
など、企業側の都合です。
個人投資家は、
情報・交渉力・分析力すべてで不利です。
⑤ インフレに弱い
-
物価が上がる
-
実質価値が下がる
インフレ時代に不利な商品であることも忘れてはいけません。
これは記事中でもサムネ補助でも使える“核心図解”**です。
無担保=保険なし
預金・国債・社債の決定的な違い【比較図】
👉 「無担保社債だけが完全ノーガード」
この比較図を見て分かる通り、
**無担保社債は「保険が一切ない金融商品」**です。銀行預金には預金保険があり、
個人向け国債には国の信用があります。しかし無担保普通社債には、
守ってくれる仕組みが何もありません。高金利とは、
「何の保険もなくお金を貸すこと」への対価なのです。
多くの人が誤解しています。
❌「社債は預金の延長」
❌「有名企業だから安全」
❌「利回りが高くてお得」
しかし実態は、
社債=倒産時に何も守られない借金
この図解は、
文章10段落分の説明を一瞬で終わらせる威力があります。
両学長が高金利社債を勧めない理由
**両学長**は、
高金利社債について明確にこう言っています。
「基本的におすすめしない」
理由は、
-
リスクが高い
-
分散が難しい
-
手間の割にリターンが小さい
からです。
個人向け社債はおすすめしません
ここはハッキリ言います。
個人向け社債は
多くの人にとって
「触らなくていい商品」
です。
-
預金の代わりではない
-
安全資産ではない
-
老後資金向きでもない
それでも買うなら「分散投資」しかない
唯一の生き残りルール
徹底的な分散
これ以外に、
個人向け社債で生き残る方法はありません。
分散の最低条件
-
10社以上
-
業種を分ける
-
発行体を分ける
-
1社あたり1〜2%以内



この図は、
-
1社集中投資の危険性
-
複数企業に分散する重要性
を視覚的に表しています。
**個別社債は「1社倒産=元本消失」**の世界です。
そのため、
-
最低10社以上
-
1社あたり1〜2%以内
という徹底した分散が必要になります。
現実的な問題
-
10社以上の社債を管理
-
発行条件・満期管理
-
信用状況のチェック
個人には現実的ではありません。
だから両学長は、
債券ファンドのほうが合理的だと述べています。
結論|ソフトバンク社債は「理解者限定商品」
-
詐欺でも
-
悪徳商品でも
ありません。
しかし、
「無担保で会社にお金を貸す」
という事実を理解しない人にとっては
極めて危険な商品
です。
覚えておいてください
-
高金利=高リスク
-
無担保=保険なし
-
有名企業=安全ではない
両学長の思想に立つなら
「インデックスファンド+現金」
これで十分
個人向け社債は、
理解した人が
資産のごく一部で
スパイスとして使うもの
それ以上でも、それ以下でもありません。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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